AT THE VOICE

AT THE VOICE

FLAPPERS Official Site

47

「manipuri」と私 VOL.7

スタイリスト 佐藤佳菜子さん
頑張らない、デイリーなスカーフ使い

2022.08.26

「シンプルで普通の服が好き。その中で、どう素敵に着こなせるかが私のテーマ」と語るスタイリストの佐藤佳菜子さん。そんな佐藤さんのスタイリングや私服には、すぐに真似できる着こなしのヒントがたっぷり。今回の「AT THE VOICE」では、「manipuri(マニプリ)」のアイテムを活かした“リアルなのに素敵”なコーディネートを披露してもらった。

スカーフ選びのコツは、
配色に注目すること

「スカーフを選ぶ際に重視しているのは、配色。手持ちの服に合う色が入っているかどうかをチェックします。その上でよくするのが、スカーフを起点にしたスタイリング。何を着ようか、スカーフから決めるんです。スカーフにキャメルが入っていたので、同系色のケリーにストラップとして付けてみました。他のアイテムも広い意味で同系色にまとめたのがポイントです」

シルクスカーフ88 ハーベストフェスティバル/manipuri ¥17,600 (tax in)

ウォッシャブルウールチュニック/TICCA ¥31,900 (tax in) 

プルオンブーツ/NEBULONI E. ¥97,900 (tax in)

その他すべて私物

スカーフを“効かせる”より
“なじませる”のが気分

「男性のスーツスタイルをイメージしました。ネクタイの代わりにスカーフをセレクト。スカーフがアクセントのように見えて、実は水色以外、例えばキャメルやグレーなど、他の着用アイテムの色がすべてスカーフに入っているんです。1色だけではなく、スカーフの色と他のアイテムの色をいくつか合わせるのがおすすめ。スカーフを“効かせる”のではなく、“なじませる”のが気分です」

シルクスカーフ88 バルーントリップ/manipuri
¥17,600 (tax in) BUY

ニットキャミソール/TICCA ¥12,100 (tax in)

バッグ/ORSETTO ¥37,400 (tax in)

その他すべて私物

普段のコーディネートに
さりげなくスカーフをプラス

「先ほど“なじませる”と言いましたが、いかにも『頑張りました』という感じでスカーフを使いたくなくて。いつもの服に自然に溶け込むような形で取り入れたいですね。今回のコーディネートがまさにそう。トレンチやTシャツ、黒パンツなど定番アイテムの着こなしの首元にスカーフをプラスしました。スカーフリングに通した端と端を、全体のバランスを見ながら5〜6回固結びしただけの簡単アレンジですが、さりげないアクセントになりますよね。ここでも、スカーフと他のアイテムの色を合わせています」

シルクスカーフ88 ブレードタッセル/manipuri
¥17,600 (tax in) BUY
リバーシブルステンカラーコート/TICCA
¥79,200 (tax in) BUY

シューズ/CASTELLANO ¥33,000 (tax in)

その他すべて私物

モノトーン感覚で使える
スカーフバッグをポイントに

「このバッグはスカーフの柄を2種類組み合わせているのですが、シックで落ち着いた配色なので、モノトーン感覚でスタイリングできる優れもの。こういう配色のスカーフが1番好きですね。それに合わせてコーディネートも、黒のニットカーディガンとワンピースでまとめました。バッグが無理なく他のアイテムと調和しつつ、ちょっとしたアクセントにもなっている。そんなコーディネートです」

プリントトートS コラージュレリーフ/manipuri
¥19,800 (tax in) BUY

モヘアサークルカーディガン/TICCA ¥35,200 (tax in)

ハートネックレス/SYMPATHY OF SOUL Style ¥29,700 (tax in)

メリージェーンレースシューズ/NEBULONI E. ¥53,900 (tax in)

その他すべて私物

掲載商品に関するお問い合わせはこちら INFORMATION

佐藤佳菜子 | Kanako Sato

慶應義塾大学卒業後、2007年にスタイリストとして独立。『BAILA』や『Oggi』などのファッション誌をはじめ、ブランドのウェブサイトのスタイリングやコラボ商品の開発など多方面で活躍。ウェブマガジン「mi-mollet」で毎週木曜日公開の「小柄なスタイリストの普通の日のおしゃれ」を連載中。

SHARE

  • SHARE - Facebook
  • SHARE - Twitter
  • SHARE - LINE


STAFF

styling&model by Kanako Sato
photography by Wakaba Noda at TRON
hair&makeup by Taisei Kuwano at ilumini.inc.
text by Naoko Monzen
direction&edit by Lula Japan Limited.