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ジュエリーショップ経営/モデル 櫻さんの
“自分を補う”スカーフ術、
manipuriのシルクスカーフと。
2024.02.29
櫻さんの顔まわりは、いつもジュエリーやスカーフで彩られている。それらは「自分を補うものよ」と彼女は言う。コンプレックスも丸ごと含めて、自分の装いに長年向き合い続けているからこそ導かれた、おしゃれのセオリーだ。
今回の「AT THE VOICE」で表現するのは、manipuri(マニプリ)のシルクスカーフで自分を魅力的に演出する春。人生に何度訪れても、新鮮な春。
豊かに、華やかに、
顔まわりに春がくる
前が描かれたスカーフは、大きな衿のようにふわりと首もとへ。イエロベースのカラーリングとシルクの美しいツヤが、顔まわりを明るくし、装いに春をもたらす。「昔から痩せているので、スカーフやジュエリーで華やかにボリュームを出すのが好きでしたね」(櫻さん)。
シアージャケット/enrica ¥57,200(tax in)
メガネ/Anne & Valentin(グローブスペックス エージェント) ¥50,600(tax in)
大人のTシャツを
上品にスタイルアップ
大人のTシャツの装いをスタイルアップする、スカーフとジュエリーの存在。65×65cmの小さめのサイズのスカーフは、チョーカーのようにコンパクトに巻くのにも便利。「スカーフもジュエリーも、とても自分を補うものですよ」(櫻さん)。チューリップ、ポピー、カーネーション、グラスペディア、春の花がスカーフの上に咲き誇る。
ミドルTシャツ_ライン/manipuri ¥9,900(tax in)
ピアス/MERAKI ¥15,400(tax in)
メガネ/Anne & Valentin(グローブスペックス エージェント) ¥57,200
大判スカーフを
ドラマティックに巻く
パリのグラン・パレにいる自分、そこに展示されたいくつもの気球を天に仰ぐ、そんなアカデミックな時間を想起させる絵柄のスカーフ。首もとから頭までくるりと巻いて、映画のヒロインのようにドラマティックに演出できるのは大判スカーフならでは。「私の世代に流行した“真知子巻き”のようね。防寒にも良かったの」(櫻さん)。
メガネ/Lunor(グローブスペックス エージェント) ¥49,500(tax in)
テクニックいらずの、
技ありスカーフを1枚
2柄をミックスした細長いダイヤ型のスカーフは、先端部分をツイストしてキュッと巻けば、簡単に華やかなキャップのようになる。巻き方によって2柄の見え方も変わる、表情豊かな1枚だ。「簡単だけれど、おもしろい巻き方ね!」(櫻さん)。
ストライプブラウス/enrica ¥39,600(tax in)
メガネ/GERNOT LINDNER(グローブスペックス エージェント) ¥119,900(tax in)
Sakura| 櫻
1938年名古屋生まれ。東京・自由が丘で長年輸入ジュエリーショップを営み、買い付けのため世界を巡っていた(現在はオンラインショップのみ)。孫の花梨さんの紹介で80歳からモデル業もスタート。多くのCMや広告で活躍中。娘であり花梨さんの母であるERIさんはジュエリーデザイナー。
WEB:viamuseum.stores.jp
STAFF
photography by Akiko Baba
styling by Emiko Akashi
hair & make-up by Narumi Tsukuba
model by Sakura
edit & text by Kaoru Adachi