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人気レストランのシェフ直伝!
冷蔵庫にある食材で作れる、簡単おうちフレンチ

2022.01.13

新年の祝賀モードも落ち着き、そろそろ日々の献立に頭を悩ます人も多いのでは?
そこで、今回はお洒落好きな「AT THE VOICE」の読者に向け、冬時期にどの家庭の冷蔵庫にもよくある食材「鶏肉」と「白菜」を使った見た目も美しい料理をご紹介。人気フレンチレストラン「Lien(リアン)」のオーナーシェフ上原浩一さんに、FLAPPERSプレスの杉浦彩華さんがレシピを教わった。

たっぷり冬野菜と鶏肉の
「トマト煮込み」で栄養満点

材料(2人分)
・鶏もも肉(角切り)…150g 
・パプリカ(赤・黄)…各1/4個
・なす…1/4本
・れんこん…35g
・トマト…1個
・菜の花…2束
・おろしにんにく…少々
・粗塩…少々

作り方
1. トマトは湯むきして種を取り、野菜をすべて大きめの乱切りにする。
2. 鶏肉に塩、こしょうをふり、小麦粉を適量つける。フライパンを熱してオリーブオイルをひき、中火で焼く。
3. 鍋に1を入れて、強火で炒める。トマトの水分が出始めたらにんにくを加え、オリーブオイルをひとまわしかけたのち、2を入れ、少量の塩、こしょう、砂糖をふり、蓋をして弱火で5分蒸し煮する。 
4. 器に3を盛って、粗塩をふり、塩味のアクセントを加える。

野菜は食感を残すために大きめにカットし、火を入れすぎないことがポイント。鶏肉は白身魚や豚肉でも代用でき、菜の花の代わりにほうれん草でも!

バジルの香りで食欲倍増!
白菜と平茸の「リゾット」

材料(2人分)
・白菜…80g 
・平茸…30g
・ブロックベーコン…25g
・冷たいごはん…40g
・バジル…5g
・パルメザンチーズ…35g

作り方
1. 白菜とベーコンを4cm幅に切る。平茸は手で割き、バジルも手でちぎる。
2. 鍋に白菜、平茸、冷やご飯、水180ccを入れて強火にかける。
3. ベーコンは油をひかずに、フライパンでカリッと焼く。
4. 2の野菜がしんなりしてきたら弱火にし、35gのうち30gのチーズを加えて、味を見ながら塩、こしょうで調える。チーズが混ざったら、バジルを入れる。
5. 器に盛り、3をのせて、残りのチーズ5gをふりかける。粗挽きの黒こしょうでアクセントをつける。

ジューシーでプリッとした食感が魅力の平茸は包丁で切らず、手で割いた方が風味豊かに。白菜もシャキシャキ感を残すために大きめにカットして。

段階的に味を調えることが
料理を美味しくするコツ

杉浦さん:トマト煮込みは鶏肉が柔らかくて、野菜の旨味がぎゅっと詰まっていました。リゾットも、平茸やベーコンなど異なる食感が楽しく、白菜も甘くて美味しかったです。

上原さん:ありがとうございます。鶏肉の主菜は、ラタトゥイユとオイル漬けの中間のようなイメージで作りました。白菜の副菜は、お米は “つなぎ” で、主役ではないんです。おかずとして食べていただきたい1品ですね。

杉浦さん:はい、リゾットの概念が変わりました。どちらも本格的な味わいなのに、野菜を切ってから3ステップくらいでできるのが嬉しいです。味つけもシンプルですよね?

上原さん:フレンチは基本、塩だけで味を決めます。塩には味をつけるだけでなく、肉や野菜など素材の旨味を引き出す役目もあります。味を見ながら、段階的に塩を加えることも、料理を美味しくするコツです。

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NEXT

次回は、バレンタインシーズンに向けて、
定番デザートをより美味しくする
簡単アレンジを「Lien」上原さんがレクチャー。
どうぞ、お楽しみに。

リアン|Lien

渋谷にほど近い池尻大橋の住宅街に佇むフレンチレストラン。フランス語で“繋がり”を意味する店名のとおり、ゲストとの対話を大切にしたアットホームな空間で、こだわりの素材を使った繊細な料理を楽しめる。

address:東京都世田谷区池尻3-5-22
tel:03-6413-8552
website:https://lit.link/lienfrench

杉浦彩華|Ayaka Sugiura

アパレル業界で経験を積んだのち、2020年にFLAPPERS(フラッパーズ)に入社。さまざまなブランドの魅力を伝えるPRとして多方面で活躍する。

website:https://www.flappers-unit.com

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STAFF

photography by Akemi Kurosaka at STUH
text by Ayako Takahashi
direction&edit by Lula Japan Limited.