AT THE VOICE

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3tips for a better life
スタイリスト轟木節子さんにきく、
日々をちょっと素敵にする3つのこと

2021.12.27

ナチュラルかつ凛としたスタイリングが人気の轟木節子さん。忙しい日々の中で彼女が大切にしているのは、自分にとって「嬉しい時間」を作ること。
「気持ちのいい服を着てのんびり自分を小さな幸せで満たす。リラックスは最強だと思っています!」と語る轟木さんが日々の生活で愛用しているものとは? 「AT THE VOICE」の読者に向けて、暮らしを素敵にする3つの秘訣を教えてもらった。

ときめきの器とともに
自分自身をたっぷりともてなす

お茶好きの轟木さんにとって欠かせないのがティータイム。至福のひと時に寄り添うのは「ucacoceramics(ユカコセラミックス)」の器だ。乳白色やピンクの淡い色合いに金彩の縁取りが施され、どこかアートピースのよう。
「人の手で描かれたような不揃いなフォルムに、エレガントな金彩というバランスが好き。テーブルの上が幸せになる柔らかい佇まいの器です。冬の澄んだ光を受けて輝くカップで、香りのいいブレンドティーを飲むと、光の粒が全身に行き渡るようなイメージで、身体も心もほぐれていきます。お茶のお供には、旅先のカフェの味を再現したオープンサンドを。友人を招く時のように自分をもてなし、幸せで満たします」(轟木さん)

お皿/ucacoceramics ¥7,590(tax in)

ピッチャー(中)/ucacoceramics ¥13,200(tax in)

カップ/ucacoceramics ¥4,950(tax in)

ドレス/enrica ¥39,600(tax in)

ピアス/charlotte wooning ¥8,800(tax in)

白い靴を丁寧に磨く。
その所作も楽しみのひとつ

「白い靴が好きで、改めて靴箱を見ると6割が白でした」と話す轟木さん。白い靴だけは、軽やかで凛とした印象を保つために丁寧に磨き、お手入れの度にじっくりと靴に向き合うようになったという。イタリアの老舗「NEBULONI E.(ネブローニ)」のレザーシューズは、すっきりとしたシルエットに配されたメダリオンがトラッドな足元を印象づけてくれる。フラットで歩きやすく、シーンを問わず活躍する1足だ。「『NEBULONI E.』の靴は本当に美しい佇まいで、細部までクラフツマンシップが宿っているのを感じます。靴磨きは小さなブラシなどの道具も可愛らしくて、ままごと遊びの楽しさを思い出すんです。自分で磨いた靴を履く瞬間はちょっと嬉しくなりますね」(轟木さん)

シューズ/NEBULONI E. ¥53,900(tax in)

タートルネックワンピース/TICCA
¥35,200(tax in)

植物の優しさに包まれれば、
気持ちも自然とほころぶ

くつろぎの時間にまとうのは、天然素材と草木染めにこだわった「enrica(エンリカ)」の服。英国羊毛100%のプルオーバーは型崩れしにくく、手洗いできるのも嬉しい。
「マグノリア染めのチュニックに、イチジク染めのギャザースカート。響きもデザインも可憐な服を着ると気分のいい1日になりそう。なんだか自然のエネルギーを肌で感じ取れる気がします。『enrica』は携わる人や土地との縁も大切にしているブランド。作り手の描くものづくりの背景も、服を選ぶ理由のひとつになってきました。私自身も植物が好きで、いつも部屋に花があります。今回は年末年始のムードを意識して、ヒムロ杉と赤い花を丸いボウル型の器に生けてみました」(轟木さん)

チュニック/enrica ¥45,100(tax in)

ニット/enrica ¥35,200(tax in)

スカート/enrica ¥37,400(tax in)

ボウル/ucacoceramics ¥9,350(tax in)

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NEXT

次回は、人気レストランのシェフが
冬時期の冷蔵庫によくある食材で作れる
簡単フレンチレシピをレクチャー。
どうぞ、お楽しみに。

轟木節子|Setsuko Todoroki

シンプルな中にスパイスを効かせたスタイリングに定評がある。着心地の良さにこだわった服のプロデュースやブランドとのコラボを手がけるなど、幅広く活躍中。 好きなものはお茶、花、星。「ほぼ日」のWEBサイトでは「轟木節子がつくる、気持ちのいい服。」として、数多くのアイテムを展開中。

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STAFF

styling by Setsuko Todoroki
photography by Keita Goto at W inc.
hair&makeup by Takae Kamikawa at mod's hair
model by Luka at étrenne
text by Eimi Hayashi
direction&edit by Lula Japan Limited.